12/8/13 クレオパトラの誰かと喋りたい夜

 クレオパトラの誰かと喋りたい夜 vol.18
 12/8/13 19:00~ 新宿Naked Loft
 出演:クレオパトラ/[ゲスト]ライス

NSC7期生クレオパトラが毎月恒例でやってるトークライブ。
ゲストがライスということで初めて見に行ってまいりました。
休憩あわせて2時間半くらいのライブで、ライスがでてきたのは後半だけだったんだけど、前半のクレパト二人のトークもとっても楽しかった!
今まで見る機会なかったのもったいないなーって思うくらい。なんていうか、追いかけたくなる人たちですね!
まず、前半のクレオパトラのトークから。
ロフトらしくオリジナルカクテルを注文。桑原さんが毎回リクエストしているらしく、今回は「ここ、もうひとふんばり」というテーマで作ってもらうことに…いや、単独前なのわかるけど、なにそれ(笑)
そんな無茶ぶりにも動じず完成したカクテルは、ゆず茶の沈殿物がちょっと強烈だったみたいだけど、おいしそうでしたw
そこから始まったトークは、オリンピック全然みてない!という話や、そこから長谷川さんがバイト先で北島康介の金メダルをかけさせてもらったという話(すげえ)、恒例でやってるライブの話など。
劇団ムゲンダイは話だけきいててもとても面白そうだなあ。一度見に行ってみたい。
写真を見ながらのトークもあって、今回のテーマは「最近はまってるもの」。
そのテーマでまず最初に鼻毛カッターを出す桑原さんもそうとうだけど(笑)、「最近お前に似てる人集めるのにはまってる!」といって、いろんなマンガやらイラストやらから桑原さんに似ている人物の写真ばかりとってきた長谷川さんはなかなかのものですね。
長谷川さんが妖怪好きで詳しいらしく、妖怪クイズもやりました。「妖怪クイズ、やりたい?やりたいだろ?」と聞く様…強引だなw
かんじんのクイズは、三択の作りが雑すぎてそれがとても面白かったんだけど、二人のやりとりがまるでコント見てるみたいだった。笑いのつぼというか、つっこみどころを共有し合っている?
休憩挟んで後半、ライスの登場。田所さん麦わら帽子、関町さん、なんつーか少年ぽい。
オリジナルドリンク頼みなよとふられた田所さんが「勝負所」というテーマをリクエストしたんだけど、でてきたのがなんとタバスコ風味!笑
げほげほむせて関町さんのコーラ抱え込み戦法に入った田所さんに、関町さんが「こいつ辛いの苦手なんっすよー」ってずっと言ってた。コーラは手放さず。
今までこのトークは先輩ばかり呼んでたそうで、今回ライスが初の後輩ゲスト。
「なんで俺達だったんですか?」(ライス)
「アンケートで唯一、後輩で名前がたくさんあがってたのがライスだった」(クレパト)
それきいて喜ぶっていうか調子に乗る二人(笑)
「お客さんも何か似てるなーって感じるところあったんですかね?」(長谷川)
でも今までライブもぜんぜんかぶったことないし、あんまり話したことはないらしい。
というわけで、そもそも二組のなれそめ?から。
「俺たちはあれですね、しずるがかわいがってもらってる先輩って印象。当時は『(コンビ名)クールダウン』さんでしたよね」(ライス)
「そっか。こっちも、お前らに似てる後輩っていってしずるとライス教えてもらってしずると仲良くなったんだけど、あいつらことあるごとに『ライスってのがいるんすよー』ってライスのこと言ってくんだよな」
「うん。そんで『そんな名前のコンビいるか!』とか言ってね(笑)」
「どっちかといえば『しずる』の方がないっすよ」w
そこからは、長谷川さんの「俺たちトップランナーばりに恥ずかしいことばりばり聞くから」という宣言通り、けっこういろんな話に。
・クレパトとライスは同い年
・大学卒業してからNSC入ってたら11期生
・桑原さんはLLR福田さんの後輩になるのが耐えられないからそれは嫌だ
・ライスが高校卒業時にホリプロのオーディションを受けたのは思い出づくりのため
・結果受かったけど見学だけしてすぐやめちゃったから「ホリプロに体験入学したことあるの俺らくらいっすよ」w
・ライスが芸人になってからの初舞台(卒業8か月後くらい)でやったのが不良息子が父親を刺すネタ(今でもやってる)
・そのネタは当時いいとものオーディションとかでもやってて、昼間っからとんでもない空気にさせてたけど、当時はみんなが引いてる理由がわからなかった
・人形のネタは2年目、バナナは3~4年目にユニットのヨシモトスープで作ったネタ(「お前ら吉本スープいたの!?」「いましたよ!みんなはんにゃとかフルポンしか覚えてないけど、ライスとガリバートンネルいましたからね!」w)
・ライスはネタ合わせは仁さんから誘う
・クレパトは長谷川さんから。でも大体相方遊んでて誘いづらい
・たまに桑原さんが誘ってほしい雰囲気を出すんだけどそういうときはあえて無視する
・LLRはそもそもネタ合わせをしない
・ブロキャスは出番後もネタ合わせをする(「なんなのあれ、マラソン走ったあといきなり止まると足壊すみたいな?」w)
長谷川さんがけっこうすごいこというなあって思ったのが、「ライスとしずる似てるって紹介されたけど、全然違うよね。しずるはなんというかネタが現実離れしてないというか…ライスはもっとシステマチックだよね」って。
そこから、そういうネタどこから思いつくの?って仁さんに聞いてた。
仁さん散々悩んで、うーんって感じで、「映画とか?」ってきかれると、間髪いれず関町さんが「あ、仁は映画すきっすよ!」とw(てめーが答えるなとみんなにつっこまれるw)
んで仁さん自分でも「ああ映画とかマンガはよく見ます」って言ったんだけど、「でも俺が見る映画とかマンガってだいたいこいつ(関町さん)から勧められたやつっす」
らしいです。
あともいっこが、そのもっと前だなー、冒頭で、
「そもそもライスの印象って、仁は真面目なんだけど、関町は何考えてるか全然わかんね」って言ってたんだけど、それに田所さんが大喜びしてた。
「え?わかります?ふつうみんな逆のこと言うんっすよー!俺が不真面目で、みたいな!でも違うんすよ、そうなんすよ!」w
単独ライブの構成とかについても言ってた。
普通の単独ライブのスタイルってオープニングVがあって、ネタ間をVTRとかでつなげながら何本かやって、さいごエンディングで終わり、みたいなだけど、ライスもそういうのやらないでしょ?というような。
「でもさあ、こういう単独ばっかやってるとなんつーかいろいろ言われるじゃん。俺らも裏で『世界観さん』とか呼ばれてるし…」w(長谷川)
「え、それ後輩からっすか?」w(ライス)
「そうだよ!もう一歩いけば『世界遺産さん』になれるんだけど」(笑)
長谷川さんのこれはとても面白かった。
「まあ、でも俺らは、たとえばブイを使わないとかいうのは怠けの部分なんですよね」(田所)
どういうことかというと、最初の単独で気合い入れてブイとったけど、全然笑ってもらえなかったと。(だってぐろかったもんあれ)
あんだけ手間暇かけたのに笑ってもらえないなら、効率悪いからやらないほうがいいと。
「だって聞いてたんすよ!単独のブイってめっちゃ笑ってもらえるって!」w
「そうだよな。でも俺ら、かといってかっこつけんのも似合わないしね」w
ならやらないほうがいいってそういう結論らしい。
同じような理由で、たとえばセットをシンプルにしてるのも、別にラーメンズさんに影響されてるわけじゃなく、それが楽だから。
「今回は椅子発注しようかなと思ってカタログみると、すっごいいっぱい種類あるのに、自分のイメージに合うのってほんとない。それだったら、尺箱つかってイメージで見てもらったほうが全然いいじゃないですか」
…なんとなくわかる。どこにこだわるか、ということなんだろうなあ。どこを見せたいか。
最後は二組でライブやりたいねって話になりました。
関町さんの「聞かなきゃよかった」話ばっかりする「行かなきゃよかった」ライブが個人的にはベストヒットだったけど(笑)、ゲームのライブいきたいなあ。
クレオパトラの二人は二人でゲームばっかりやってたらしく、「あのゲームあんなにクソだった!」と説明しているさまがとても楽しかった。そしてそこまでクソなゲーム見たい。
なんかしっちゃかめっちゃかなレポになってしまったけど、そんなこんなで2時間半笑い通しのとってもすてきなライブでした。行ってきてよかったなー!
長谷川さんがちょっと空恐ろしかったです。コンビの関係性が女性客に与える影響を熟知してるというか…まあそれは冗談だけど(笑)、話の聞き出し方のうまさとか、あと言葉遊びのうまさとか。瞬発力はないのかもしれないけど、おもしろかったな。
次二組でライブやるなら行きたいです。
ラストに書き残したことすこし
・バナナで出たライブはたまに赤字
・その日やるネタの決定権は大体関町さん
・お客さんのほうが場数踏んでる
・桑原さんの高跳びはコメディー大賞→「金にあたってるしな」(はせ)
・ゲームの東京ジャングル→「カバめっちゃつえええええの!」(仁)