オリエンタルラジオトークライブ
2018/6/24 15:00~ 東郷記念館(原宿)
出演:オリエンタルラジオ
毎月恒例のトークライブ、今回もなんとかこれてよかった!
前回の舞浜ホテルから場所を移し、初めましての「東郷記念館」という会場でした。
変わった会場が多すぎて、シャンデリアにもはや違和感もない。
来月も同じところです。
原宿が最寄りだけど、明治神宮前からもスムーズに歩いてこれました。
人は渋谷以上に多いので、早め行動大事ですねー!(かなりギリギリに汗だくで駆け込んだ人)
とりあえず初めに、今回の感想を一言でいうと、
オリラジ最高。愛してる。
以上です。(二言じゃん)
では、全力疾走すぎて「え、配信大丈夫!?」な話題も多かったライブの模様を、
簡単に、しかし熱く、振り返りたいと思います!
あっちゃん絶対眼鏡忘れると思って
前回から始まったゆるゆるドレスコード。(今回は『眼鏡orサングラス』)
そもそも、ドレスコードやろうって言い出したのがあっちゃんなのに、
「そういえば眼鏡忘れたなーってなって、すぐサロンに『誰か貸してー』って呼びかけてさ」
「あっちゃん絶対忘れると思ったからオレも一本余分に持って来たわ」
いやもう、あっちゃんの適当さも、慎吾くんのあっちゃん理解度も、揺るぎなさすぎる。
そしてそこから始まる怒涛の眼鏡ショー。
お客さんの眼鏡まで借りてのそれ、めっちゃ笑いました。
あっちゃんは学生時代の「滝廉太郎事件」を思い出すのか、丸眼鏡を頑なに拒否。あれはあれで似合ってると思うけどなあ。
また、白ぶち眼鏡をかけると途端に「胡散くさい営業マン(絶対悪いヤツ)」に変身することが発覚。
一方の慎吾くんはさすがチャラめがね!
何をかけてもよく似合うー!
盛り上がりすぎて、次回のドレスコード発表とかなかったよね。
まずだいたい次回のトークライブ告知すら忘れられてたという。
全力あっち向いてホイ対決
今回、二人が身体を張る場面が多かったのですが、その頂点がこの「あっち向いてホイ」対決。
- 慎吾くん…法事のときに親戚一同でやった
- あっちゃん…最近娘さんとやってる
と二人とも「あっち向いてホイ」づいてることが判明したのがきっかけだったのですが。
普通にトークしていたところからの、前触れ全くなしの、超全力対決スタート!
その勢いたるや、顔を振る拍子に眼鏡が飛ぶんでは?と心配になるくらい。
試合展開もさることながら、終了後の中田氏の講評が面白かった。
「まず、ジャンケンに勝つ。勝ったうえで冷静に指を指す。ジャンケンに勝たずして試合には勝てない。これが重要」
(あっちゃんは途中ジャンケンに負けすぎておかしくなりそうでした)
この対決の直前、さりげなく「いいなあ」と思ったのが、あっちゃんが「娘にかくれんぼをねだられるんだけど、二人きりのかくれんぼは地獄だから」と言った話です。
- すぐ見つかる…ゲームとして面白くない
- 見つからない…ただの事件
娘さんを視界におさめつつ、楽しさを両立させるのが、半端なく疲れると。
一緒によく遊んでないと出てこない言葉だよな、と思って、いいなーってなりました。
そう考えると、あっち向いてホイって、盛り上がるし怪我も事故もないし、ほんと素晴らしいゲームだね!
藤森家の裏の顔
今回ね、慎吾くんの「計算高い」というか「黒い」というか、「こわい」部分の話が聞けたのがとても良かったです。
あっちゃんがSHOWROOMの前田社長の誕生日会に招待されたとき、人との交流もがんばったけれどめっちゃ飲みすぎて疲れた、という話をしていて。
「オレはそういうとき一切飲まずに、酔ったふりしますけどね」
で、へべれけのミニコントを始めるんだけど、その酔いっぷりが尋常じゃない。
酔ったふりじゃないよ、それ「泥酔のふり」だよ!
あっちゃんも酔ったふりをしてみるものの「わざとっぽい」と駄目出しが入る。
「おれ嘘つけないからそういうのダメだわ」
「嘘がつけないって、あっちゃんのいいところだよね」
でも、嘘がつけない=正直なことを言いすぎる、というのは、すぐに嫌われ者になる。
オリエンタルラジオは「嘘つきと嫌われ者」のコンビ。
けらけら笑う二人も、大爆笑の客席も、ちょっとおかしい。
でね、タイトルが藤森『家』とあえて慎吾くんに限定しなかったのは、彼の遺伝子があきらかに甥っ子に受け継がれている、そういうエピソードトークがあったから。
「おれ、母ちゃんが還暦すぎてあんなに怒り狂ってるの初めて見た」
そんな親戚の集まりで慎吾くんがお母様を激怒させてしまった話があったのですが、そのときに全てを丸くおさめたのが甥っ子のトウゴくん。
「みよこしゃん(慎吾母)、このプレゼントのゲームとってもおもしろいね!」
無邪気な発言で場をほっこりさせた幼児が、しかし夜中慎吾くんと二人きりになると見せた素顔は……
正直ぞっとした、という慎吾くん。
その感情、酔いどれ演技を見たときにわたしたちが抱いたやつと、たぶん一緒。
でもそんなところも好き。
「おまえそういうやつだもんなー」って受け止めてるあっちゃんも好き。
テレビ、オワコン論
正直ね、ここ数回のあっちゃんは、出し切ってないと思ってました。
(前回の感想のラストのほうにも書きましたが)
なんか「言いたいことがまだ言葉にならない」というか、「言おっかなーどうしよっかなーうーん今日じゃないかなー」って感じに言わない、というか。
それが、どーんときたよね。
あ、これだったか、と思ったよね。だって絶対、ここ一か月で考えたこととかじゃなくて、もっと数か月以上のスパンで溜め込み続けてた話だったもん。
「フジテレビに憧れてた」って話は、初めてじゃなかったと思います。
学生時代にお笑いのDVDを見漁って、見尽くして、そしてこの世界に入ろうと決めたあっちゃん。
そのなかで一番面白かったのが、「笑う犬」とか名前も出してたけど、フジだったんだろう。
お台場に収録に行く瞬間は誇らしかったと。
帰り道、タクシーでレインボーブリッジを渡りながら、感慨に包まれていたと。
「な、そうだよな?」
「うん、そうだね」
それが、久しぶりに行ったスタジオがどうだったか。
再起をかけて貼りだされたポスターの面々に、何を思ったか。
具体的なことは書かないけど、今すごいこのトーク思い出して泣きそう。
だってさ、悲しいじゃん。
年月が経って、老成したとかじゃないんだよ、ただただ落ちぶれ、おまけに自分たちのことなんかこれっぽっちも見ちゃいない(テレビのメインターゲット層が今どこか?という話)。
あれだけぎらぎらしていた深夜帯ですら、大御所のご機嫌取りのためだけの存在と化して。
「だからオレ今すっごい、ルーチンの仕事がつまらないの。慎吾、ちゃんと楽しんでるからえらいよな。新しいことやりたくてしょうがない」
「おれは決まった仕事好きだよ。安定した部分がないと不安になるというか」
つまり、コンビとして志向性が真逆。
「……この先オリエンタルラジオ、どうです?」
「客席に問うな!おれに聞けよ!」
でもね、わたしはテレビが終わったかというと、必ずしもそうじゃないと思う。
だってPERFECT HUMANだってテレビがなかったら弾けなかったし。
ってだけじゃなくて、今みんなライブの楽しさを求めてると思うんだよな。生のコンテンツというか。
オリンピックリアルタイムで見てワーって盛り上がるとか、ドラマ見ながらツイッターではしゃぐとか。
実際、1億人が一カ所に集結するとか無理な話だから、テレビでライブでわーっていうのが、なんかまだ残る気がする。
インターネットよりテレビってイメージ。どうです?
ってな余談は置いといて。
あっちゃんは言いました。
「オリエンタルラジオはコンビとしてもう完成形に近いと思ってる」
じゃあこれからどうしていきたい?と問われた慎吾くんの回答がしびれた。
「だからおれは、オリラジの楽しさをもっと多くの人に届けたい」
でもまた中田は問い返す。
「そのためには今のままじゃだめだ。新しいフィールドに飛びこんでかないといけないんだ」
「いいよ。どこまででも、ついてくよ」
……これだからオリエンタルラジオが大好きだ。
そのほかのいろいろ
いやーほんと書き残したいことまだまだ山のようにあるんですけど。
- BBQが俺を変えた
…BBQ後なんだか社交的に活動しているという話。あっちゃん、本当に楽しんでたんだなあと思って、一人の参加者としてとてもうれしいです。
公認ブログ:祝開催!第1回「中田敦彦とBBQ」大成功!
個人ブログ:第1回 中田敦彦とバーベキュー(2018/6/2) - ぶっ飛んでないといい歌詞かけないやつじゃん
…小栗旬さんの前では演技ではなくガチ酔っ払いになってしまう慎吾くんがつけた日記がただただ他人をほめたたえているという話(普段の日記が色あせて見えたそう) - ドンペリシャワー
…100本じゃきかない最高級シャンパンをぶっかけまくる狂気の祭りについて「よし、目指そう」と一致団結したオリラジのゲスな上昇志向が好き - あっちゃんの柔軟力やばい
…思考とかじゃなく身体の話ね。ラスト、某テレビにハイキックかましてたんだけど、その脚の上がり具合が美しすぎたよね - 荒野行動再び
…今日もオンライン上の友人が来てくれたそうで!だんだん客層、幅広くなっている気がしますよ - サッカー見た?
…ラスト、お時間が来てから「ワールドカップ見た?」とぶっこむ慎吾くん。そういうのたまにあるけど、好きだぜ。
若干時間オーバーしつつ終わり、二人でげらげら笑いながら帰っていきました。
ほんとにめちゃくちゃ充実した90分間でした。
オリエンタルラジオ、ありがとう。
<公認ブログのレポートはこちら>
<前回のトークライブはこちら>