2010/6/25 「私と魔王」

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「私と魔王」
2010/6/25 21:15~ 神保町花月
出演:カリカやしろ

初めて行ってきましたやしろトーク。単独ライブの話がききたくて。
林さんこっそりいないかななんて思ったけど、それはなし(笑)

お酒飲みながら登場の家城さん、始終テンション高め。

お酒のんでることにもちゃんと理由があるらしい……昔のブログのいまだ生きてるコメント欄に「やしろさん!飲もうぜ!」とやたら馴れ馴れしく書き込んでくださったファンの方への、

「君とサシでは飲めないけど舞台でのんでる僕を見て一緒に飲んでる気分になってくれ」って

いうメッセージ、だそうw

あえて言いましょう。

粋、ですね。

いろいろ気になったポイント

「裏切る」笑いをとりたかった

たとえば、「あんだけ気合入ってるはずの単独であのオープニング!?」から始まって、「RPGで一番最初にラスボスでてきちゃだめでしょ!」とか「魔王討伐なのに魔王自殺しちゃだめでしょ!」とか。

とにかくお客さんにストーリーの予想をたてさせそれを裏切ることで笑いがとりたかった、と。
というか、そういう構成で今回は攻めてみた、と。

これぞ本当の裏話だなあ。

「魔王自殺」が最大の爆笑ポイント

カリカオールのときは「笑いを狙って台詞かいてないから、初日にお客さんの反応みて初めて『なるほど』って思う」みたいな話をしてたんだけども、そんな家城さんがきっちり「ここで一番爆笑とれる!」って思ったのは魔王が最後に自殺する場面。

実際はお客さん、ストーリーにがっつり飲み込まれすぎてひと笑いもできない状況。
家城さんそれ相当ショックだったみたい。

でも作家さんとかには「そこで爆笑とれるって思ってたのあなただけですよ」。

カリカの単独にメッセージ性なんてない

「愛だの平和だのそんな大層なことが言いたいんじゃなくて、僕はただ、お客さんを裏切りたいっていうそれだけなんです」

そんなこと言われたって、家城さんにはそういう「大きな」テーマに対する気負いとかてらいってものがまったく感じられないのがいいなあ、とか言ったらまた怒られるのかなー(笑)

「でもあえて何か伝えたいものがあったとすれば、それは、『虚無感』です」

さてとなんだかいろいろすっぽ抜けてる気がするけども、「大きな物語」に飲み込まれる人間の悲哀について考察したくなると参考書を何冊読まなきゃいけないんだか想像もつかないし、それこそ魔王に関連したこんなところで展開する話ではないので終了!

本編はこちら

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