ライスネタコレクションライブ vol.2
2018/4/16 19:30~ ルミネtheよしもと
出演:ライス/[MC]ピクニック/竹内健人
2回目の開催、ライスネタコレクション。
過去ネタの中から厳選した10本をお届けし、公式YouTubeチャンネルにアップする、というコンセプトのライブです。
1回目も涙流しながら笑い通したほど面白かったのですが、今回もぶれることなく。
また、前回は「最新のネタが一番面白いだなんて!」と嬉しいショックに打ちのめされましたが、今回は「あんなに昔のネタが今やってもこんなに面白いなんて!」と別の種類の感動を味わいました。
だって、ライスを好きになったころ一番見てたネタなんだもん……
そりゃ嬉しいよ……
単独ライブの開催(7/7,8 シブゲキにて全3公演)も発表されて、
あー、幸せな90分でした。
以下、ネタの感想とかさらりと書きますので、YouTubeを楽しみにしたい方は回れ右推奨です。
やったネタ
- 誘拐犯と子供
- 想像の世界
- 台詞を1文字変える
- 骨折
- バナナ
- 立ち退き要求
- 探偵の推理ショー
- 事故の衝撃で
- キャッチボール(息子の夢)
- 指輪の話がしたい
タイトルは勝手につけました。
感情のおもむくままに感想
とりあえず「想像の世界」が見られたのが嬉しくて!
見たことなかったんです、たぶん色々逃してて。
「えーどうなるのどうなるの!」ってわくわくしながら見ました。
初見だから当たり前なんだけどさ。
でも、わくわくしながらネタの展開楽しめるって、幸せだよねえ……
あとね、骨折のネタは、MCのふたりも話していたけど余韻がすごくって。
なんだろね、関町さん、すごいよね。
後引く笑いでした。
あー楽しかった。
「台詞を1文字変える」と「バナナ」が懐かしのネタ枠。
バナナはこないだテレビでもやってたけどね。
今日の舞台バージョンのオチでは、仁さんの笑顔がとってもよくて、円熟味を感じました。
「台詞を1文字~」のほうは、あそこまで、女装によるやむを得ない笑いが起きながら、まったく二人は惑わされない。
当然なんだけど、すげーなって思います。
本人たちが「変な笑い起きるから女装したくない」と言ってたのを聞いたことがあるなあ。
面白かった。
けど、最近のネタのほうが言葉遊びがこなれている、というか?
やはり、進化があるんだなー……と思いました。
心をぎゅっとさせられるライス、も随所に見受けられました。
ママー!のラストもそうだし、立ち退き要求(便宜上そう呼ぶ)も、探偵の推理ショーも。
全部、笑いにくるまれちゃうんだけどね。
でもエッセンスは残っている感じがして、そこが、とても好きだ。
すこし物足りないライブだと「もっと心臓なぐれよ!」とか言ってしまいたくもなるのだけど、笑いすぎて楽しすぎて、それすらなかった。
大元は一緒だ、と感じられるからかなあ。
ラスト、わたしの位置からよく見えなかったんだけど、どうしようもないトチりが一個発生して。
「しずーかに、編集点を作りました」
と仁さんが言ってたけど、お客さんがくすくす笑う中、何もなかったかのようなリプレイ。
仁さんはほんとに「あとちょっとで完璧だったのに!」とくやしそうだったけど、こっちは少し楽しかったですよ。
見どころ:MCもたのしい
この「ネタコレ」というライブの特徴として、全部で10本のネタの間を、音楽などではなくMCでつなぐ、ということがあげられます。
任されているのが、ピクニックと竹内健人という、ライスとなかよし、ライスをだいすきでいてくれる先輩ふたり。
お客さんを楽しませつつ、ライスは食わず、という難しいポジションだと思うのですが(MCのわりにスポット当たる時間長いしさ)、なかなか楽しいトークがいくつも聞けました。
このネタでも優勝できましたよ
一番最初、一本目のネタが終わった直後。
お客さんの笑いも拍手もものすごくて、さっそくですよ、
「優勝できたネタですね」
「このネタでも優勝できてましたね」
もちろんキングオブコントのことです。
ライスは優勝するべくして優勝したんだなあ、ファンだけじゃなくて、同じ芸人仲間もそう思ってるんだなあと、とても嬉しくなってしまいました。
ライスは「源」と「剛」
前回、お客さんに関町さんと田所さんどっちが好きかアンケート、を取ったところ、圧倒的に田所派が多かったのですが、今回は男性のお客さんもそこそこ見受けられるということで、男性限定のアンケートも実施。
すると、
- 客席全体 → 田所派:関町派 = 9:1
- 男性のみ → 田所派:関町派 = 4:6
という驚きの結果に。
「なるほど、関町さんは男性のお客さんに人気がある……つまり長渕剛タイプなんでしょうね」
「一方、女性に人気のある田所さんは星野源だ、と」
ライスは源と剛のコンビです!
押見さんが最近二頭身
一回目のネタコレには、ちょうど見学していたLLRの福田さんとしずるの村上さんが乱入してくれたのですが、今日はたまたま芸人さんがいないのでゲストはありません、という話で。
「実はさっきまで押見さんがいたんですけど、やっぱ帰っちゃったみたいですね」
「押見さんだけはいまだにあの日にいる」
「ライスが優勝したことを認められてない」
「ライスが優勝して、あの人、二頭身になりましたからね」
それまでは三頭身か四頭身くらいはあったそうです(笑)
いきなり修学旅行の話
そんな感じで、ずっとライス関係の話や、MC二人の活動の話などをしていたのですが、ラスト一ネタの直前で急に話題が変わりました。
「すいませんね、ピクニックが急に裏で修学旅行の話始めるから」
「関東の人はだいたい小学校が日光で中学校が京都・奈良でしょ?」
ピク兄はまさにそのコースだったそうで。
逆に、竹内さんは愛知出身なこともあって、人生いまだに奈良に行ったことがないと。
「うそでしょ?みんな行くでしょ。僕なんて修学旅行で内山信二くんに会ってますからね」
「は?内山くん?」
「あ、ぼく内山くんと同学年なんで」
「え、つまり、修学旅行先で、同じく修学旅行にきてた内山信二を見たよ、ってこと?」
なんだそれ、という竹内さんにつられて、死ぬほど笑いました。
そして、続いて竹内さんが披露した修学旅行トークも、なんだか濃すぎる。
「みなさん、修学旅行の夜に一人で寝たことがありますか」
男子校だった高校の修学旅行で北海道に行った竹内さん。
なぜかヤンキーだけのグループに一人入れられ、夜になるとみな札幌の繁華街に抜け出し、留守番を強いられることに。
「『おい、竹内、先公きたら連絡しろよ』って命令されて。でも寝ますよね、一人で!そしたら真夜中に髪ひっつかんでたたき起こされて、何かと思ったら」
帰ってきたヤンキーたちに、夜遊びの武勇伝をきかされるはめになったそう。
「くっそつまんねえ武勇伝をさ。おれの修学旅行はそれ。もう二度と戻りたくねえ」
このトークがあまりにエモすぎて、思わずこれまでよそったお米が吹っ飛びそうになりました。
そんなヤワなお米じゃなかったけどさ。
でも、ちょっと忘れられないインパクト。
***
(ところでこのお花の正体は?NHKだと?)
はー、一晩あけても余韻がのこる幸せなライブでした。
最近何を見に行っても本当に面白いから、ありがたい話だな。
次は本当は、SIX GUNSに行きたいんです!
だって!
夏の単独のチラシの為に絵を描きました。この絵は昨日の限定配布だったので残ったチラシはお焚き上げします。
次は和の物を描いてます。是非貰いに来て下さい。 pic.twitter.com/CIdSvG55pE— 田所仁(ライス) (@tadokorojin) 2018年4月17日
デザイン見られればいいかな。
でも集めたくなっちゃいます。
なにはともあれ、単独ライブが楽しみだー!
<1回目のネタコレはこちら>