こんにちは、かがりです。
2019/9/25にRADIO FISHのミニアルバム『SPACE MAN』が発売されました。
配信サイトはここ見て → SPACE MAN – EP
この記事は『SPACE MAN』全4曲を発売日当日に軽く10周したオタクの感想及び記録です。
つまり何がやばいかというとそんなオタクがわたしだけでなくめちゃくちゃ、めちゃくちゃたくさん量産されてるのがやばいんですけど、その「やばさ」をもうちょっと頑張って色んな言葉でたくさん書くので見てください。
ちなみにもしあなたがRADIO FISH初心者ならまず『SPACE MAN』を聴くのはおススメしない、もうちょっと有名なのとかポップなのとかあるからまずはそれを聴いてくれ、
そのうえで『SPACE MAN』も4曲聴いてくれ、
そしたら10/2のワンマンライブ『NIRVANA』に来てください!
ミニアルバム『SPACE MAN』にはそういうわけで4曲が入ってます。
それぞれ、RADIO FISHの「ダンスが世界レベルで上手いほう」ことSKILL-MASTERの4人が1曲ずつプロデュースしました。
(RADIO FISHは中田敦彦が担当する「御神体」、藤森慎吾が担当するメインボーカル「シャーマン」、そしてShow-hey、FISHBOY、SHiN、RIHITOの4人が担当する「スキルマスター」の6人で構成されています)
以上、前置きでした。
それでは、準備はいいか?
I just wanna say one thing to you. … Old school is……
1. O.I.S~オルスクセクシィー~
一曲目からタイトルのクセが強すぎる。
配信スタートの一時間くらい前に、公式が仕事しているのをデキるオタクが発見したため、全4曲のタイトルを我々は知ることができたわけなのですが、
(ちなみにRADIO FISHの公式はふだん息をしていないことで有名、たまに思い出したように水面に顔を出します)
一曲目からタイトルのクセが強すぎた。(二回目)
でもわたしたちはこういうタイトル付ける男を知っているんだよ~、メンバー最年少でイケてるパリピでありつつ全方位どこからみてもイケメンであることで有名なRIHITOくんって言うんですけど、
彼が初プロデュースした曲は『O.D.O:Re』って言うんだ。
ほら、なんか似てない?雰囲気。
だからみんなで「リヒトくんならありだね」「逆にリヒトくん以外だったらやばい」みたいなことを言い合いながら曲を聴きました。
……やばかった、開始20秒で爆笑しました、だって「セクスィー!!!」って叫ぶんだもん!!!なんなの何が起こったの?????
その後も理解不能なまま四つ打ちの軽快なリズムがビートを刻む。
慎吾くんの歌唱力が高いのは分かりきっていることなのであえて省略、そのうえでSHiNくんのラップスキルが高まりすぎていておののく、御神体のセクシィーすぎる囁き声には笑いが止まらない、いい曲なんだけど腹筋の震えが止まらない、
しかし最後まで聴いて、あれ?って思いました。
実は中田さん、ファンクラブ内で事前情報をくれていたのです。
「RIHITOの曲はやばい。意味がわからない。覚悟して挑んでほしい。そのうえで、俺がアドリブを任された部分があるから、まあ聴いてくれ」
「やったー!中田さんのアドリブどこだか探しますねー!」
「いやいや、探すとか探さないとかじゃない。もうわかる。それはそこにある」
……って話だったんですけど、オルスクセクスィにはそんな箇所はなかったのですよ。
そんなこともあって、これはRIHITOさんじゃない!ってなりました。
いや、ほんとに覚悟して挑まなきゃならんくらいのぶっ飛びソングだったんですけどね。
で、次の曲。
2. 神様Disco
暗闇の中で0歳児の隣に寝転がりながらブハッとむせるほど笑ってしまった。
(配信開始したのが日付の変わった午前0時でした)
タイトルからわかるとおりまがうことなき「崇め曲」なんですが、なんか違う、今までの崇め曲と違う、、、
神がたくさんいる……!!??
ざっくり歌詞を聞き取りながら解釈すると、「楽園を作った神」とか「地獄を作った神」とか、いろんな神様が集まって、涅槃の境地にあるディスコで踊ってクラップしてキスしてダンスする、
みたいな曲???????
で、その最中に、中田が語ったーーー!!!
これだ、RIHITOくんの「覚悟して挑め」の曲はこれだったんだ……!!!
この中田は地球を作りました。
かつて中田は、歴史をくつがえしたり、天下を統べたり、ゆるぎない頂点に君臨したり、東京を手に入れたり、RADIO FISHの楽曲内でいろんな、いろんなことをしてきてそのたび崇められてきたわけですが、ここにきて地球を作りました(笑)シンプルに規模がでかい
もうだめ笑う、この曲変だよ、このアルバム2曲目にして変すぎるよ
笑ってたら終わっちゃった。
よし、次の曲。
3. SPACE MAN
リード曲きましたー!
大丈夫、これはおしゃれな曲だよ。笑わず聴けます。
(なぜアーティストの新譜を聴くのに自分の腹筋を心配せねばならないのか)
配信日の前々日に、RIHITOさんがインストで「出るよー!」って告知してくれたときにこの曲のイントロが数秒流れたのですが、その、ほんの数秒だけで見事に期待をあおってくるような曲の良さです。
浮遊感の中でうごめくような。
色と重力が複雑に混じり合うような。
音で宇宙を表現できるJUVENILEさん(作曲者)が天才だと思う。
そして軽やかに絡み合う、ノッて弾けて、なのにどこか切なさもはらんでいる歌詞。
6人全員でどこかしら歌っているのだけど、誰もが魅力を爆発させている。
カッコよすぎて死にそうなのに、なにか手からすり抜けた大事なものを掴み切れないような、胸の奥が痛くなるような、ふわふわした感傷が耳をさらっていく。
感情が忙しいまま、最後の曲へ。
4. Bitter Coffee
タイトルを見た瞬間に「これがSHiNさんの曲だろうなあ」って思いました。
お話するチャンスがあったときに「新曲どんな曲ですか?」と聞いたら、自分の曲はしっとり系だって話してたんですよね。
どう考えてもしっとりしてるのこのタイトルだけだろ?
(セクシィ、神様、宇宙、からのビターコーヒー)
というわけで、覚悟はできてた(SHiNさんわたしの推しなんです、推しのプロデュース曲のタイトルが『Bitter Coffee』だったらいろいろ覚悟しません?)つもりだったのですが、冒頭そんな感傷を壮大な疑問符がかっさらっていった、
歌ってるの、だれ??????
いやいやいやRADIO FISHにこんな声の人いた?
いた?
いやーまーそうかースキルマスターの4人はラップしかほぼ聴いたことないから、そういえば歌ったときの歌声はあまり知らないかもしれない、でもそれにしても、だれー!!??
という大きすぎるハテナはあったけれど、曲はめちゃくちゃ良かった。
正直、布団に寝ころび0歳児の横で一人で泣いた。
時を越えて今すぐに 君の元に会いに行く
Bitter Coffee/RADIO FISH
言いたいことたくさんあって伝えきれないけど
君にあの日あの時に ちゃんと気持ち伝えなきゃ
それだけ ただそれだけでいいから
もう、徹頭徹尾イチから十まで真摯でまっとうなラブソング。
オルスクセクシィーから始めてこの曲で締めるのずるすぎない?
何考えてるの?
なんでこの4曲を1枚にくくっちゃったの???
ってことを泣きながら考え、4分間が終わったらすかさずアルバム2周目に入りました。
結局、夜中だけで6周くらいしたかな……
どの曲も飛ばせないくらいスルメすぎて美味しかったです。
その後判明したことなど
FISHBOYさんのふり幅にとことん翻弄された『SPACE MAN』でした。
一曲目が彼だなんて誰が想像してたよ?でも、魚担の皆様はめちゃハイスキルな方が多いからもしかしたら???
あとBitter Coffeeの美声もFISHさんだったんですって……!
言われて、中田みを見出そうとしてみたけど、まあわかんなかった。
でもFISHさんかあ……って思いながら再度聞いたら、殺傷力が100倍くらいなぜだか増した。
まーそんな感じで飽きもせず24時間以上繰り返し聴きながら「ここ歌ってるのだれだろー?」とか「ここの歌詞なんて言ってるんだろー?」とか楽しんでます。
なんだかんだいって『SPACE MAN』が一番好きかもしれない。
Show-heyさんの歌詞は難易度が高いので歌詞を手に入れた時点でいろいろいろいろ考えてみたい。
10/2は屍間違いなしだな。
死ぬとわかってるのにめちゃくちゃ楽しみだな。
というわけでみなさん聴いてください → SPACE MAN – EP
この記事は1時間半くらいでなぐり書いたので、またちゃんとした感想を書きたいですね。