有田Pおもてなす「Produce4 土屋太鳳」(2018/4/28)

ライス

先日のライブに置いてあったこちらのお花。
やはり「おもてなす」に出演するということだったんですね。

ネタコレ2お花

というわけで、視聴しました。
太鳳さん、ライスも出たオールスター感謝祭でマラソン頑張ってた子だ!

つまり、共演は二回目か。(そんなカウントしていいのか?)

めちゃくちゃライスがすばらしく、土屋太鳳さんはうつくしく、アルコ&ピースも面白かったです!

「たおと一緒に笑ったお〜」ってなかなかのキャッチコピー。
5/12までならオンデマンドで配信されてるみたいだから、加入してる人、見てー!

ライス

無茶ぶりプロデュース

有田Pがゲストのお好みに応じて、芸人のネタをプロデュースする番組です。
今回、土屋さんは趣味嗜好を把握するべく66もの質問に回答しなければならなかったそう。

「締切の日がちょうど舞台の千秋楽で、正直、これいつ答え終わるんだろうって……」

そんな土屋さん。
ライスのことは知っているのでしょうか?

「私は……。初めて……」

あ、知らないですよね!そりゃそうだ。
ところが、彼女のいないところで企画説明のためにライスの二人が呼ばれると、

「土屋太鳳さん、ライスの大ファンだそうで」

有田P、しれっと大嘘!

今回の無茶ぶりプロデュースは全部で3つ。

  • ネタの中で「となりの怪物くん(土屋さん出演の映画)」に関する誤解をとく
  • ネタ中に間寛平さん(土屋さんが好きな芸人)のギャグを5つ入れる
  • (土屋さんが挑戦してみたい)ベリーダンスをネタ中に踊る

「怪物くん」はわたしも藤子不二雄のやつだと思ってました。
ネタ中に誤解をとくって、いったいどうやって?
ライスのコントで?想像もつかない。

寛平さんに関しては、二人が正直すぎる感想を。

「芸風が違いすぎて」
「5つも入れたらネタがほぼそれになる」
「失礼だけど正直5つも知らない」

わたしも同じ感想です。
ライス×寛平さん?異種格闘技にもほどがないでしょうか。

そして極め付けがベリーダンスね。
二人が習いにいった様子まで流してくれて、ただのファン得です、ありがとう!

一つ言いたいのは、ベリーダンスは動きがゆっくり、なめらかだからあまり目立たなかったけど、ライスのダンスって相当ですよ。
爆笑必須。

あんまりダンスを入れ込むのに適したネタってないと思うんだけどな……?

コント「4千円返せ」

若干の不安を抱きながら始まったコントでしたが、その出来はすごかった!

元ネタを知っている身からすると「ここでそうくるか」「あーたしかに!」「え、最初のネタ振りがこう効いてくるの!?」と、驚きと感動の連続でした。

見た人全員に元ネタを知っていてほしかった。
それくらい、美しくて、完成されてて、面白かったです。

ネタの構成としては、

  • 関町さんが「この間貸した金返せよ」って田所さんに詰め寄る
  • 返せない田所さんが話をそらす
  • 関町さんがそらされた話に乗ってしまう
  • 会話の途中で「金返せ」と言ってたことを思い出す

というノリツッコミ的なやり取りの応酬なので、たしかにどんな無茶ぶりでも入れようと思えば入れ込めるのだけど、それにしても器用で上手すぎるんだよな……

しかも「上手すぎて笑えない」というでもなく、「そうきたかー!」と必ず面白さがくっついてくるし。

というか、この「ネタ中にPの無茶ぶりを入れ込む」という構成自体に、ライスらしさがありますよね。
ツッコミのないネタにツッコミを足してみる「つっこみトッピング」的な。(以前に冠ライブでやってた企画です)

そう考えると、ライスと親和性の高い番組だったのかな、とも思いました。
NHK、有田さん、ありがとう……

あ、最後にベリーダンスのクオリティに関して。
ネタ終了後に、関町さんが土屋さんにダンスのさわりを教えるというくだりがあったのですけど、土屋さんが腰を揺らすやいなや、

「もう超えてます」
「関町、お前のほうが下手だ」

と総ツッコミでした。
せっかくみっちり習ったのにね。さすがライス。

アルコ&ピース

無茶ぶりプロデュースはこちらも三つ。

  • フランス語の台詞を入れる
  • ネタ中にアロマスプレーを吹きかける
  • コンビでお互いの秘密を暴露し合う

やったネタは漫才で「漫才の改革」というものでした。
「漫才はこんな風に改革すれば面白くなるんじゃないか」という、たしかに無茶ぶりのネタを入れ込むには絶好そうなタイトル。

ところどころ、初ネタおろし特有の「こなれてなさ」はあったけれど、あの突拍子ない三つを自然な台本にしちゃうんだからこちらもすごかった。

太鳳ちゃんも涙流して大爆笑していました。

ネタ本編もそうだけど、プロデュース段階での有田さんとの掛け合いが一番面白かったかな。

「土屋さん、口が堅いそうなんですけど僕信用してないんで、ネタ中にお互いの秘密を暴露してください。それを土屋さんがばらさないか確かめます」
「え、でも放送するんでしょ?」
「……そこは気にしないでください」

フランス語とかアロマスプレーとか、平子さんに妙に似合ってて、それもまた楽しかったです。

ショートネタコーナー

ゲストのお好みに合わせて5組出てきました。

  • 万物の後輩芸人 川井
  • 現代の武士芸人 お侍ちゃん
  • 相撲芸人 あかつ
  • ラブレターズ
  • そっくりさん芸人 ニッチロー

あかつとラブレターズしか知らない!
そしてラブレターズがすばらしかった!

あの伝説のネタ「野球拳」を「土屋太鳳ver.」に大胆アレンジ。
塚本さん扮する太鳳ちゃんは、ヘアスタイルがその日の物と合ってなかったため「もはや誰?」状態のクオリティ。

野球拳、こんな使い方できるんだなー。
キングオブコントでの最下位も報われるというものではないでしょうか。

***

そんなわけでとても楽しい45分間でした。

次回もゲストが子役の寺田心くんに、タイムマシーン3号、かもめんたる、ちゅうえい、原西、永野、オジオズ篠宮……
なんとも心くすぐられるメンバー。面白そうです。