私と魔王、に行く前にざっくり魔王コントの感想。
家城さんブログによれば来年の単独の構想がすでに生まれちゃったらしいので、今日ちゃんと魔王の話してくれるんだろうかwという不安もありつつw
むー鬼の子、かあ……
去年の単独でもちろんハードルあがってたし何より家城さんの物言いにとてもハードルあがってたし、というのはありました。
なんだろう、期待感、ともちがう、待ち構える感?
その待ち構えてる感じにがつがつ食い込んでこられた気はする。
ライブ中は「何かを感じる」というよりも「受けとめる」姿勢。
終わった後からぐわーっといろいろきました。
という感覚は去年とはだいぶ違っていて、というのも去年は全部のコントがつながっていることが最後のほうに発覚していったのでラストに近づくにつれ自分の中のもやもやとした感情にどんどん決着がついてく!というのがあったんだけど、今年は最初っからライブの趣旨がRPG風味で、言われなくとも全てのコントがつながってることが明白で……なんてのがあったのかなあ。
去年と比べるのはナンセンス、という意見はもちろんわかるんだけど、そういうよりは、「しゃべるコント」ありきの「魔王コント」だったんじゃないかと。
ってのも去年の師匠の言葉、
‐しゃべるのが好きなら漫才をやりなさい
‐漫才に自信がなければコントをやりなさい
‐しゃべりすぎてしゃべれなくなったら?うぬぼれないで
‐二人がしゃべれなくなれば、コントが勝手にしゃべり出す
‐二人の名は……
‐伽俚伽
家城さんのテーマは愛だの恋だの戦争だの平和だのいつだってものすごく普遍的。
そのふへんてきなものになんだか素敵で魅惑的で蠱惑的なモチーフをもってきてさ、こちらの心をぐるぐると、というあれだよ!
しゃべるコントでしゃべらせることに成功した。
だから今回は魔王について、そして人間についてコントに勝手にしゃべらせちゃったんじゃないの。
思いも台詞も超えちゃって。
だからこんなに二週間後まで、そしておそらく今後一年間はぐるぐる考え続けるのである。
話の内容について気になったところは実は二つあって、一つは第846章「初めての魔王の間」にて魔王が、「魔王を作り出したのは上の神様だ」って発言してるとこ。
普通に考えながら見ていて、あそこは「魔王を作り出したのは人間」ってくると思ったんだよな……。
タイガーバームの神を呼び出したかつての人間が、「世界を平和にしてください」とお願いし、その結果魔王が生まれた、と。
でもそうじゃなくって、魔王を作り出した、魔王に「魔王になりなさい」といったのは上の神様。
ここがどういうことなんだろう、って。
それに対して林景荘は、「人間としての自らの意思」で魔王になることを決めたわけでしょ。
ううん……
あとも一個気になったとこは、これはライブ中の話じゃなくて恐縮なんだけど、お詫びライブの中で家城さんが「魔王の人生」と発言していたところ。
言葉のあやといってしまえばそれまでなんだけど、魔王の「人」生、なんだ、って。
魔王は人なの?って疑問に思ったんだよー
まあそんな感じかな!適当だねー
今日のライブいってまたぐるぐるしたら書く、かも。
こんなことを考えたあとに見に行った「私と魔王」の記事はこちら
「魔王コント」本編の記事はこれ
とにもかくにも「しゃべるコント」がわたしの人生の衝撃すぎた