2014/8/1 チーモンチョーチュウ漫才ツアー 東京公演

チーモンチョーチュウ

チーモンチョーチュウ漫才ツアー 東京公演
2014/8/1 19:00~ ルミネtheよしもと
出演:チーモンチョーチュウ/風藤松原/相席スタート

毎年恒例の漫才ツアーもついに6年目!毎年かかさず行ってます。
今年はぜんぶで福岡、大阪、東京、札幌の4公演のみ。だから東京しか行けなかったけど、とっても楽しかった!満足した!

ゲストも大好きな二組で。といいつつ相席スタートはライブでネタを見るのは初めて。割と度胆ぬかれた……面白かった。

以下、若干ネタの内容にも触れつつ、感想を。ネタ順は、チーモン→相席→風松→チーモン→相席→風松→チーモン、でした。1時間半ちょいくらいで終わったかな。

チーモン1本目

ルミネで冠ライブをやるのは初めて!って話から。そうかあ、たしかにルミネでチーモン、全然みたことない。
すごい感慨深いって話をしてました。そうだよね、ルミネってやっぱ特別な場所だよね。ぜひ次は単独ライブで立つ二人が見たい!

ネタは去年の白雪姫と同じ系譜の、「娘にオリジナルの童話を読み聞かせたい!」っておはなし。白井さん演じる妖精さんたちがとにかくかわいくてかわいくて……!でも今年は「気遣い」みたいなカワイコちゃんがいなかったのが残念。

チーモン2本目

もう二人ともおっさんっすよ!って話。時代遅れのオッサンっぽいワードの応酬。ってとこから突然のドラキュラ話。このドラキュラ漫才がよくってね、白井ワールドそのものであった!

「俺を襲えよ!」ってワードは不覚にもどきどきしました。白井さんが言ったなら何の悔しさもないんだけどな!

チーモン3本目

大化の改新漫才。ていうか狂言?こういう切り口というかテーマ設定はあんまり見たことない気が。後半の「お互いやりたいことが違う」で争う感じはこれまでもあったなあと思いつつ、二つの融合っぷりが華麗でニヤニヤしました。

でも一番よかったのはつねられてビクってする白井さんね。

風藤松原

実はふつうの漫才をやってるのを見るのは初めてだったかも。
ゆるゆる笑いつつ、絶妙ワードがツボに入りつつ、でもちっとも思い出せないのがもったいない!あんなに面白かったのに!

エンディングで「ルミネの広い舞台をふんだんに使って」って言った瞬間菊地さんに「あなたたち一畳で完結してたでしょう」って突っ込まれてましたけど、ほんとサンパチマイクと三人での井戸端会議って感じ。

相席スタート

前述のとおりライブでネタを見るのは初めてだったんだけど、すでに貫禄はんぱなかったなあ。そしてこんなに下ネタだとは知らなかった。げらげら笑った。

んで、何が面白くて何に心惹かれるんだろう?って考えてたけどけっこう難しい。漫才をおしゃべりだと捉えると、もちろん恋人同士の会話じゃないし、かといって軽い友達同士でもない。先輩後輩のように見えるけど、マンガだったらここから恋愛に発展しそうなもののこの人たちは相方同士だからそういうことは絶対ない。

あとなんか、年齢不詳感がよいなとも思う。
32歳と29歳って言ってたけど、山添さんのアホい感じはもっと若くてもいけそうだし、山崎さんももっと年上でも年下でもありだなー!って感じ。

というわけでよくわかんないんだけど、魅力の源泉ってのは言葉にできなければできないほど深いものだと思っているので、まあそんな感じです!

なんか今回すごい幸せだなあって思ったのは、チーモンだけじゃなくてゲストの二組もあわせて、三者三様の漫才がとても心地よかったこと。

必ずしも全てに笑いどおしだったわけじゃないし、好きなネタもあればそんなでもないなってのもあったりしたんだけど、それはそれとして、面白いフレーズがでてくるたびに、あるいは会話の応酬がテンポよく決まるたびに手を叩いて大笑いして、その瞬間がとても待ち遠しくて。

で、私今までにこんな日が何度もあったなあって思い返して。それはたとえばかつての漫才ツアーだったり、何の気なしに訪れた漫才ライブだったりしたんだけど、その中でも一番はやっぱりM-1の予選だったなあって思い出したんです。

M-1、どんな形かは知らないけど復活するんだってね。悲喜こもごもな皆さんの感想や、「10年未満なんて若すぎて気になる人いないわ!」だったり「THE MANZAIとはまた違った大会になるのでは?」っていう声をきいたりしてると、もうついていくのは難しいなーって思いつつ、やっぱりわくわくもします。

敗者復活戦の大井競馬場、予想以上に早かったチーモンチョーチュウの出番に「一番よく見えるのどこ!」って立見席を端から端まで走り抜けたあの日のこと。

今でも昨日のように思い出せます。空が青くて空気がキンと冷たくって、笑って泣いて、また笑ったんだっけな。

漫才ツアーは毎年行ってるよ~

2009年スタートのチーモンチョーチュウ漫才ツアーについて書きました。