09/8/22 サマフェスタ ヨシモトスープ

 品川サマフェスタ ヨシモトスープ シナガワテイスト
 09/8/22 16:00~ 品川花月
 出演:フルーツポンチ/えんにち/ジューシーズ/かたつむり/ガリバートンネル/エリートヤンキー/少年少女

「あのはんにゃを生み出したユニットによる1年ぶりの公演です!」
ぶっちゃけなんでチケットとったか思い出せないんだけど(笑)、たぶんエリートヤンキーが決め手だったのかな?
だから今回みのちゃんが欠席で残念でした。
体調不良だということで。はやめに元気になるといいんだけど!

オープニングのエグザイルダンスのち、本編へ。
構成は、ユニットコント→コラボネタ→コーナー。
橘欠席が響いてかはわかりませんが、かなり出演時間にばらつきがあるのが気になりました。
私の大好きな阿部ちゃんや西島さんはほとんど出てこなかったので。
毎回?毎週?違うネタをやっているらしいので、そんなところで調整してるのかもしれません。
ただ同じのもやるかもしれないので、ネタバレ回避は各自でどうぞ。

ユニットコントはいくつかありましたが、「行列」と「宇宙人」がとくに良かったです。
「行列」は、なんで出来ているのか意味のわからない行列にガリバートンネルの佐助さん(だったと思うんだけどなあ……)が翻弄されるというネタでした。
非常に不条理な世界観がおもしろい。
こういうところを追求されるのに弱いです。

「宇宙人」は病気がちで内気な男の子のジューシーズ児玉さんと、宇宙人の男の子えんにちアイパーさんによる芝居調コント。
地球にお父さんを探しに来たヤマモトキュースケことアイパーさんと児玉さんが友達になるところからスタート。
近所のホームレス親父に怒鳴られたりしながらも、二人の友情は育まれてゆきます。
そして月日はたち、ついに児玉さんは手術を受けることに。
しかし彼は病院から逃げ出します。
「こんな状況になっても両親はきてくれないし、おばさんだって僕のことをうとんでる。
手術を受けてまで生き延びる必要なんかないよ!」
追いかけるキュースケ、彼は水にはめっぽう弱いのに、雨の中彼のことを説得します。
そして倒れた彼は死んでタクワンに、病院に運ばれた児玉さんは一命をとりとめます。
そこへやってきたホームレス親父、タクワンになってしまった彼をそっと抱きしめます。
「息子よ!」
父親のおかげで生き返ることができたキュースケと児玉さんの二人そろったシーンで閉幕。

途中噛んだり笑ってしまったりもあって残念な感もありましたが、笑いどころがめっぽうあるのにストーリー性がちゃんとあって、読みたくなるような行間も随所に散りばめられていて、とっても好きなコントでした。
「ヤマモトキュースケだよ!」
アイパーさんの平和な声は思い出すだけで笑える。
二人がずっと幸せに友達をやっていければいいな、とコント設定にも関わらず思ってしまうような、良い意味でのお芝居くささがありました。

コントの合間あいまではジューシーズ松橋さんによるVTRがありました。
なんか知恵の輪といたりジグソーパズルつくったりルービックキューブをやったり。
しかし時間がないからもうパズルを作れない!ってなったときにあげたスケジュールが、オールナイト→青田買い→1回目→MAEアゲ→アゲアゲ→コントバトル……となっているのにはちょっとびっくりした。
ジューシーズ上向き調子とはいえ、こんな予定になってるとは。
ここでは亘さんの自衛隊キャラを久しぶりに見れたりだとか、地獄のような松橋さん(なぜ中澤さんの乳首いじりに走るw)を見れたりだとかしたので良かったです。
欲目を言えば、さっと登場して松橋さんが苦戦しているそれらをさーっと解いてしまう人なんか現れるとなお良かったかな。
一番の希望は西島さん。
あっちゃんもそうですが、そういう頭良い感じのちょっとイラつくかっこよさに弱いんです。

コラボネタは少年少女&かたつむり、フルーツポンチ&ジューシーズ&ガリバートンネル、えんにち&西島さんの3組でした。
えんにちと西島さんのみが漫才。
さっきのコントでピンクの全身タイツのアイパーさんを見ているので、「極道」といわれてもピンとこなさすぎます(笑)
にしじによるみのちゃんいじりが半端なくって楽しかったー。

ラストのコーナーはグダグダすぎるので割愛。
わちゃわちゃしすぎのAGEみたいな地獄はやめてくださいw
なかなか即興って難しいのね、というのが印象。
面白い台詞もいっぱいでたので、良いタイミングで使われれば面白くなるのになーと。

終了後、亘さんの名刺が配られました。
毎公演ちがう人のになってるらしく、全部集めるとよいことがあるとのこと。
ネタが毎回違ったり、こういうサービスがあるあたりは、お客さん楽しませること考えてるなーっととても印象がよくなりました。