10/10/30 東京シュール5 TRYS 田村亮

 東京シュール5 TRYS 田村亮
 10/10/30 18:00~ 浅草花月
 出演:田村亮/カリカ/犬の心/POISON
GIRL BAND/しずる/ライス/かたつむり林

追加公演のほうを見に行きました。
えと、年明けて1/2に書いてます。思い出せるはずがありません(笑)
こんなの初めてだが記憶をたどってみよう……。
とにもかくにも「池田」でしたね。
ライブとしては、とにかくエチュードをやるっていうライブで。何分やるかとメンバーだけ決まってて、設定とオチの台詞をくじでひく。
その設定の中で「世界池田会議」っていうのがあったんですよ(笑)、メンバーに池田さんいないのにそれ引いちゃってね。
相方の村上さんはいたもんだから、ヨーイドンで始まったときにみんながそちらをちらっとうかがうっていう。「池田」どう料理すんだって。
そこで池田会議が、第96回だか97回だか、とにかくとてつもない回数目に決定された。そこから決まった方向性が、「数の増えすぎた池田をどう退治するか」!
すごい「池田」で盛り上がったの。みんな「わが国だって苦労してるんだ!」とか「そもそもあなたの国でことを収めていればこんなことには……」とか「核を使いましょう」(田所)とか「池田の天敵であるモモンガ」(押見)とか適当なことばっか言って。大真面目なんだけど(笑)、ほんと「池田」だけでこんなに話盛り上がれるんだって、感動しちゃうくらい。
だから、そのエチュードが終わって、次の設定のときにもつい「池田」登場しちゃったんだよね。たしか。
それで、池田会議のメンバーは当然盛り上がるし、もちろんお客さんも大盛り上がり。
でも、それも終わったときにカリカ林さんが一言、
「僕らは『池田』知らないんですよ!」みたいなことを。ついてけないよ、って。
その発言も発言で面白かったし、すごい納得だったんだけど、これって不思議だなあって。
池田会議は、亮さんも含まずにたしか半分くらいが出たのね。だから次のエチュードでは、もうほんと半分くらいの出演者が池田についてけなくてキョトンだったわけだ。
でも、お客さんは見てるから、お客さんはついてけるんだよね。なんか、「内輪」っていうのが、いつもと全然違う不思議な空間で展開してるみたいな、変な感じ。普通は、内輪になると取り残されるの、お客さんのほうでしょう。
そんなところをとても面白いなって思った記憶があります。池田すごいや。