犬の心単独ライブ「2月犬」
2014/2/10,11 恵比寿エコー劇場
出演:犬の心
犬の心せんぱいの単独ライブにいってきました!
2日間、全3公演の恵比寿エコー劇場。
とってもおしゃれでスマートでカッコイイ単独ライブでした。
何がおしゃれって全部ですよぜんぶ。
オープニングコントもおしゃれならそこから始まるコントも全部おしゃれだし、劇場を満たす音楽もなら幕間の映像まであますとこなく。
それが全然「かっこつけてんなー」なんてことなく、「素敵だなあ」って思わせちゃうんだから、さすがだなって思いました。
この人たちすげえなあって思ったのは、他にも言われてる方いたのですが、噛んだり間違えたりしたときに、現実に戻すことなく芝居に取り込んじゃってるところです。
こっちに「あっ噛んだ!」って笑わすいとまを与えてくれずに、舞台上のキャラクターのまま何とかしちゃう。
昨日のオリエンタルラジオを見た後だと余計に、そういうとこの「上手さ」っていうのが際立っててかっこよかったし、しかもそれをライブ中には意識させず、終わってふと考えてみたらそうだったなあーっていうくらいなのがスゴイなあって思いました。
内容の話も少ししよう。
コントに関しては、とにかくいけやさんがこわくってね!
いけやさんがこわいときって、大体その怖さは一種類で、「子どものこわさ」、「無知のこわさ」、「純粋のこわさ」とかそういった感じだと思ってたんですけど、今回それに加わったのが、コントの中でもその単語が一つでてきた「サイコパスのこわさ」もあるなあって。
子どもとか無知っていうのは誰もが経験した時代ではあるわけだから、そのこわさっていうのはある意味想像の範囲内におさまってくれてるんですけど、それがもうサイコパスになっちゃったらそりゃこわいよってね。
とにかく、一本いっぽん「全然毛色は違うけど同じ犬!」って感じのコントをぼんぼんぼんっと出されて、一心不乱に見入ってしまいました。
おもしろかったです。
また近いうちに単独してくれたらいいな。見に行きたい。
あと、笑っちゃうこととして、今回「写真集」が発売されていたんですが、そのクオリティがめっちゃ高かったです。
ライスのあれ並みでした。
ファンじゃないから買わないけどね!
んでね、「その写真集買ってね!」っていうのをエンディングで押見さんが言おうとしてたんですけど、私人生で「写真集」ってあんなに可愛くいうことのできる男性を初めて見ました。
不覚にもときめいちゃった……悔しい。
神保町花月『「かつて」の意味』のラスト押見さんがいまだに、いまだに忘れられない。