オリラジトークライブ
2016/2/27 13:00~ 渋谷∞ホール
出演:[前説]おばたのお兄さん/オリエンタルラジオ
いやはや……
2014年11月以来、ようやく参加できたトークライブ。
おまけに二人はPERFECT HUMANで絶好調の波に乗ってる最中。
きっと歌もうたってくれるよな、全力で盛り上がらなきゃ!
と気合いを入れて渋谷に到着。
ぎりぎりだったからグッズが買えなかったのと、終演後に友人の結婚式が控えてたからやたらイカツイ髪型だったのだけが反省点……
それにしても楽しかった、慎吾くん体調不良で離席という残念かつ心配すぎるハプニングもあったけど、それでも楽しさぎゅうぎゅう詰めの二時間でした。
以下、二人の発言等はかなりニュアンスなのでご容赦ください。
開場十分前くらいについたんだっけな。
らせん階段の上まで長い列ができてたんだけど、これはグッズだろうと当てをつけ、チケットも発券してなかったし、とりあえずロビーへ。
グッズは、新商品のタオルとうちわがださすぎるとさっそく評判(のちに慎吾くんデザインと知りみなさん「これもこれでありだよね!」と評価を変える、慎吾に甘い)で、また15年11月のライブを収録したDVDのほうは早々に売り切れてしまったもよう。
元から男性もそこそこいらっしゃるライブではあったけど、今回は以前より多いな~と感じる。
番号悪かったから最後列に座ろうと思ってたんだけど、実際入ってみたらそこはほとんど関係者席になってました~こんなに多いの初めて!
座席上にはあっちゃんデザインのパンフレット、あとアンケート兼握手会参加用紙(アンケートに回答すると終演後に握手できる)が置いてあった。
前説は、おばたのお兄さん。
前までやってた「ひので」が解散しちゃったから、ピン芸人になった彼がやってるとのこと。
14年11月のときには、あっちゃんあんなにひのでに対して熱い(?)コメントしてたのになーとか思うとちょっとほろり。
芸歴ちょっと上だけじゃなくて若い人たちも解散してるのね……
アスリート芸人というキャラを生かしつつ、さわやかに前説してました!
のち、あっちゃんに対して相槌うってる時とくにつよく感じたのだが、ジャンポケ太田さんと系統ほんとに同じなのね、このかた。
そして登場ふたり!
「やりました!」と言って、おめでとう!と言って、全員で大拍手してスタート。
あっちゃんが言うには、
「ブレイクに関して疑り深いんですよ。これは本当にブレイクと呼んでいいのか?本当なのか?すぐにヒュッと消えてしまうんじゃないのか?って疑ってしまう。あなたどうですか、今回」
「えー、『やったー!』って」
「そこがいいところですね、慎吾くんの」(あっはっは)
そんなこんなから始まって前半、というか大部分はパフェフュの話をしていました。
「すいませんねえ、5分くらい熱弁しちゃって」
「いやもう35分です」
「ええ!!??」がち驚き
そのタイミングで、慎吾くん体調不良ということで席を外してしまったんだよね。
あとから病院に行ったということも明かされて。
コンビで食べたものでちょっと当たっちゃったらしいです。
慎吾くん明日東京マラソンに出場するのに平気かなあなんて心配しつつも、聞き役におばたのお兄さんを呼んでトーク再開。
というより、中田敦彦独演会のスタート。
「めざましとかZIPとかでインタビュー受けてちょっと喋ったんですけどね。もうああいうインタビューは受けないことに決めたんです。あっさり『楽しく作ったら当たりましたー』くらいがいいかなって。年月も思い入れもめちゃめちゃかかってるプロジェクトなんだぞってのは内輪だけにとどめておこうかなって。で、ここは内輪ですからしゃべります!」
わーい、内輪認定!
というわけなのであっさりとだけ書きます。
ちょうど一年くらい前、このライブで「音楽プロジェクトやります!」と宣言したときには、あんなに熱弁していたにもかかわらず、FISHBOYと「音楽やりたいんだけどダンサー集まらない?」「んー声かけてみるよー」なレベルだった。
その後メンバー集まり「このメンツでなんかすげえことやる!ついてこい!」とこれまた熱弁したが、実際は何か月も大ヒットは飛ばせず、おまけにギャラすら満足に払えない。
毎月のライブではお客さんがペンライト振ってくれて、ノリノリで盛り上がってくれていたが、それすら見に来た嫁に「お客さんはみんな優しいから盛り上がってくれてるだけ」と痛烈に批判され、正直やめたいくらいガチ凹み。
そのとき、かねてからやりたかったラップに挑戦することにし、歌詞を慎吾くんに頼んでできたのが、PERFECT HUMAN。
しかしラップは難しい。
公表を一か月遅らせ、歌詞やらサビやら練ってみたけど少し変えただけで崩れてしまう。
というわけで、ラップ部分は慎吾オリジナルを変えないことにし、サビを盛り上がるように修正して、ライブで初披露。
「俺ね、わかんなかったんですよ。お笑いだと、ウケたらお客さん笑ってくれるからああウケたなってわかる。でも音楽って、こっちが何しててもみんなワーってライトふって盛り上がってくれるから、そこでウケたとかハマったとかってわからないんじゃないかって」
それが、PERFECT HUMANをやった瞬間、わかった、と。
「バッって、うわって。うけてる、歌がウケてるぞ!!って!!!」
その時点で考えてた仮タイトルは「PERFECT」。
しかし帰ってツイッター見てみるとファンが話してたのは「PERFECT HUMANじゃない?」と。
「だからね。タイトル決めたのはみなさんなんです」
ようやくできた、10年かけてできた最終兵器。
俺の初号機。
それを、いつもお世話になってる年末の検索ちゃんで世に問うことに決める。
ところが……そりゃ、ウケたはウケたのだけど、はねなかった。
ブレイクには至らなかった。
「絶望しましたね。世に問うチャンスは一度きりだと思ってたんです。そこで、うまくいかなかった。十年かけたのに。完成したのに。どうしてダメだったんだって悲嘆にくれた」
そこで奥さんから一言。
「あれ面白いんだから、しばらくやってみたらいいんじゃないの?」
あっちゃん、思いつく。ゴールデンボンバーだってきゃりーぱみゅぱみゅだって、大衆にウケるまでにはタイムラグがあった。
「世に問うチャンスは一度きりってことはないのでは……?」
折よく、ENGEIグランドスラムに声をかけられる。
宿敵、レッドカーペット&レッドシアターの製作者がプロデューサー。
「生半可なことじゃでてやらねえぞってのはありましたけど」
まず言った。「歌だけやりたい」、とうぜん難色しめされる、そこで思う、
「この打ち合わせは非常に大事な局面である、絶対に失敗は許されない。俺、歯ガチガチふるえてました」
2番までやらせてもらえることに決まる。
スタジオ見て感じたこと、
「おーこれは絶対にウケる会場だ!」
ちなみに、無限大ホールの最前ブロックを作ったのは、実はあっちゃんとのこと。
「最初ここきたとき、『あれっ?うけねーな?』って。いや、力がないだけなんだけど『なんかここウケない。俺が悪いんじゃない。会場が悪い!』って言って、当時はデビュー一年半とかでどんなエライ社員さんも俺の言うことなんでもきいてくれたから、ここの低い席つくらせたの!」
無限大ビックリ秘話。
そんな脇道に話はそれたりもしつつ、岡村さんのナイスアシスト(この人が一番こういうネタのことわかってくれてるんじゃないか。オカザイルとか、って言ってた)もあり、結果はみなさんご存知のとおりだ、と。
「夏を超えられるか。上半期のヒットは、夏を越せるかで、その年の流行りになるかどうかが決まりますからね」
というわけで今作ってるのはCDとPV。
「CDは、流通に乗せるべく会社のほうでやってくれてますけど、PVを作るのはみなさんです。トークライブのわりにはチケット代高いなって思ったかもしれないんですけど、これがまんま製作費になりますので」
なるほど~の3200円でした!
「ていうかさ、配信始めて一年たってるのに、今まで印税一円も入ってなかったの。電話して聞いたら、担当者が誰もいなくてお金宙に浮いてるっていうの。それが、今回ブレイクしたら、あっという間にきたからね!みなさん!結果を出さねば!人は!動かない!!」
ちゃんちゃん。
そこまで話したところで1時間半くらいたってたかなー。
あ、振付の話とかもしてたな。
あっちゃんが「こーいう感じで、もっとちゃんとしたやつ、ダンスの振付としてない?」って実演しながら聞くと「ないです」ってみんなに即答される。
で、「それでいーんじゃないすか」って言われてそれに決まっちゃう。
「なんかてきとーだな、とか思ったんだけど、よく考えたらあいつらダサいときは『ださい!やりたくない!』って言ってくるしまあいいのかな、なんて」
あと「I’m a perfect human」のときの首カクはなにげに「アイソレーション」という技術がないとできない高等技だと。
「嫁が整体師に『だんなさんのアレ気を付けたほうがいいよ』って言われたらしいですけど」
で、おばたさんが、あっちゃんの首カクは赤ベコとか(もののけ姫の)木霊とかとコラボできるんじゃ、とか言ったりして。
で、残りの時間は、謝罪会見の話してた。
一月そういうの多かったよねって。
「俺は、オリエンタルラジオに一ミリの傷もつけたくないんですよ。そうすると、こわいのが、健康とスキャンダルなんですよ!健康に関しては来年度以降のプランを練ってるのでいいんですけど、スキャンダルに関してはこの一か月マジで悩んでめっちゃ考えてた」
「なんかやらかしたんすか?」
「何もしてない。何もしてないけど、ただただどう謝罪会見するかっていうことについてひと月悩んでた」
「なんなんすか、それ(笑)」
あっちゃんの考える「正しい謝罪会見」のポイントは四つ。
- 発覚し次第すぐにやる
- 事実を全て認める、質問には全て答える
- 自らに罰を課す
- 復帰の意志を明らかにする
「でもねー俺絶対悩むんですよ。無限大のみなさんの前ではああ言っちゃったけど、やだなー絶対会見したくねえよお認めたくねえよお、たかだか300人だから裏切っちゃおうかなあって。でもやります、やらなきゃいけないんです」
「マジで……なんかしたんすか?」
「いや、何もしてない。ただ、ただただ、どう謝罪会見するかって考えてただけ!」
いやあ、そんな話してたらあっというまに二時間終わってしまいました。
おばたのお兄さんも「中田敦彦独演会ありがとうございました」って言ってたし、ほんとすげえ独演会だった!
いつものことな気もするけど!
ラストは、おばたさんが慎吾くんに扮して、PERFECT HUMAN披露。
みんなで立ち上がって盛り上がりました。
「この後は、握手会をやるので……みなさん仲良くしてください」(あつ)
「仲良くしてください」ってまじで半笑いで言ってたからね!
どういう意味だったんでしょう!笑
翌日は、きちんと快復したらしい慎吾くんが東京マラソンで四時間をきるという快挙も成し遂げていたし、ほんとにすげえコンビだなあという思いを新たにもしました。
やーもうずっと言ってるけど、オリエンタルラジオすごい。
最近はもうみんなみんな言ってるよね、オリエンタルラジオすごい。
とりあえず今は、3/11のミュージックステーションが楽しみです!
タモリさんと共演だ、うえーい!!
<わたしが行った次の回>
<わたしが行った前の回>