やっぱり書いとこう。
一月末にほんとに偶然みたいな偶然で2丁拳銃さんが気になってしまい、DVDとか集めて回ってずっと見てます。
2002年から毎年「百式」っていう百分漫才の舞台をやってて、03年以降はDVDにもなってるわけですが、それがどうにも聞き覚えがあると思ったら、誰かがオリラジの「才」(80分漫才)レビューを書いてたときに引き合いに出してたんですね、たぶん。
「才」はほんとに一回きりの爆発!という感じだったけれども、「百式」は全然違うなあ。
03~06年、二つ飛ばして09年と見たわけですが、はっきりわかりやすいのは03、09かなって気がします。といえども他の年の見てたとき眠かったのであれですが。03は構成がわかりやすくて(という気がして)、09はレッドカーペットでもようやってる「ちょうどええ」漫才がたくさん入ってる。
ところで、その「ちょうどええ」漫才見たのはこの前の行列の先頭ライブが初めてだったのですが、その時どうにも親近感。もしかしたら気まぐれで見てたレッカペに出てたのが、記憶の奥底で眠ってたのかしら。
これまた覚えてないんだよなあ。
覚えがないといえば、お笑いライブにはまったせいで去年の春以降は手近なチケットやライブ予定をかなりがっつり見ていたと思うのですが、百式なんてライブがあるのに全く気づいていませんでした。
去年の東京式は10/3かあ…ライスシチサンと関町ピンライブに挟まれてる。
GUZってライブがあるのは知ってたけど、「唯一ハローバイバイがコンビ出演するライブ」ってことで友達の友達が皆勤してる、っていう情報だけでした。
ぐーぜっとという読み方を知ったのはいつだっけ。
「○○さんが主催してるやつなんだけど」という聞き方をしたはずなのに肝心のところがぽっかり抜け落ちているぜ。
はー、すれ違ってばっかりだったんだなあ。
ところでちょっと前まではお笑いファンもサイトを持つのが主流だったのでしょうか。
アイドル好きーと同じような感覚だろうか。7~8年くらい前ってまだブログじゃなくて、掲示板とかサイトの時代だった。
そんな感じで、まだひっそり生きてらっしゃるところのレポやら日記やらを2000年以降はほぼ読みつくした気がします。だいたい雰囲気はつかめた気がする。
なんかまずこういうのを自分の中に取り込まないと色々構築できないところが、自分の限界っていう気もするのだけど。
さっき見終わったばかりの百式2009余弾(トーク)では、修士さんが「ファン帰ってこい!」とほんまに叫んでました。増えてるよーとアピールしたい気持ちもあるけど、「キャー」要員にはなれないなあとw
ちなみに「最近人気の若手」で出てきた名前は見事に3Aプラスオリラジ。ほう。
「鬼のワラ塾」やってたときに、「オリラジも体張るようなってて良い」だの「昔はもっとすごかった」だの「今の笑いはやっぱぬるい」だの言われてるのを見ましたが、その比較対象の『体張ってた人たち』が2丁拳銃だったことがすごい不思議。ていうか今とのギャップ?
吉本超合金かー。
ギャップっていうか幅が広すぎるからわけわからんのかな、とも思ってみました。
そんな100分漫才やってる一方で、コントライブも完成してて、しかもネタ中だけど「好きな芸人」に後輩カリカが出てくるくらい。
歌もかっこいいしな。ほんまにうまいのと、あと歌詞がいいんでしょうね。
小堀さんが書いたやつとか。『評判が悪くなる』とか「こんなん、よう自分らで歌うかいね!?」という歌詞。『蛍光灯の虫』はアルバム全編通して好きすぎるなあ。チャカを見てから聞いてしまったので余計にいろいろ考えました。シークレットトラックがすごい好き。
あと、すごい単純な話として、私は関西弁の中でも、特に神戸の人と奈良の人がしゃべる言葉がすごい好きっていうのがあるかもしれないなって思いました。
コメント
神戸と奈良の関西弁~
ほう、と思ったので少し感想を
私は神戸弁ネイティブですが、なんとなくおっしゃる意味が分かる気がします
奈良弁は基本的に、もっちゃり してる
キンキの剛くんのトーンがズバリだと思う
京都ほどはんなりも垢抜けてもなく、野暮ったいので→もっちゃり
笑い飯も奈良臭満載
関西弁のトーンで出身地が分かりやすいですよね
中でも奈良弁はいつまでたっても奈良を引きずるなぁと個人的感想です
悪い意味ではなく
神戸は抑揚激しいしスピード早いけど気取ってるとこあるからなんかはじけた芸人がでないのかなぁ…兵庫県くくりだと広がるんだけどなにせ広すぎる
とりとめもなく書いてしまいました
>>りすもさん
おお~方言ネタに反応ありがとうございます。
私自身は少々北寄りの関東人(父の実家が東北)なので、ネイティブ視点のコメント嬉しいです!
そんな私がなぜ奈良&神戸の関西弁かというと、もともと「関西弁苦手!」と思ってたのが旅行先で会った神戸出身の人の喋り方がえらい心地よくって驚いた、っていうのがあります。
それで最近友達になった神戸の子に「神戸弁好きなのよ」って言ったら、そんなん言うの珍しいといいつつ嬉しいと言って貰えたので、やっぱ関西弁でも地方によって違うんだなあというのを実感したのでした。
奈良は芸人さんでいったらライセンスかなあ。笑い飯とキンキ剛さんは意識して聞いたことなかったです。奈良出身なんですねー
「もっちゃり」っていう表現はなんとなくですが、よくわかります。
私は奈良と神戸の人に、関西弁ニガテ意識を払拭されたので、「大阪の人にがてだわー」って言ってるこっちの人にも「色々あるよ!関西=大阪じゃないよ」みたいなことを言ってきたいなーとか思ったり思わなかったり。
全然地に足のついてないフワフワな意見なものであれなのですが(笑)
関西弁苦手だったんですね(笑)
きっと言葉に敏感な方なんだと思います
私はオリラジから関東弁にはまってしまいました
あっちゃんは混ざってると自分でも言ってたけど、シュッとした←関西人がよくつかうスマートなかんじをあらわす表現、かんじでなんてかっこいいのだろう!と…
関西弁みたいにべたべたしてないし
大阪弁でも泉州あたりがいわゆる「いかつい」ので抵抗あるのわかります
私も仕事でいったとき引いたもの。神戸や京都の人は大阪と一緒にされたくないプライドがあるのです
新喜劇とかコテコテしたのはそうですよね
神戸のお友達に払拭されたというのも分かる(笑) 神戸弁は決して綺麗じゃないんだけどコテコテイカツクはないからかなぁ
基本大阪弁も大阪市内より北部(北摂)はいかつくないです。ノンスタみてるとそんな気がしますがキャラもあるかも
ライセンスは井本さんには時々奈良を感じるけど藤原さんにはほとんど感じないんですよねー なぜでしょう
そう言えば明石家さんまさんが奈良だけどあれは特別だった
笑い飯の漫才聞いてるといつも近鉄沿線の風景がみえちゃいます
またつぶやいてしまいました
>>りすも
「泉州」と言われてピンときました!
昔から好きなグループの、メンバー半分が泉州の出身なんですよね。
最近は東京になじんで言葉もだいぶまろやか(笑)になってますが、当時はけっこうキツくって。そんなイメージがあるかしら、とふと思いました。
なるほどーあっちゃんの関東弁!
「しゅっとした」、いいですよねー。
しかしあっちゃんはむかし西の方に住んでいたこともあるので、昨日のヤリキレナイ川のライブでは、小籔さんにつられて関西弁がつられて出てきてる場面もありました(笑)
言葉とか言葉づかいって生きてるから、段々変わっていきますよね。
言葉から見える風景、素敵です。
そうですね。いかつい言葉はちょっといまだにニガテです(笑)
言葉のやらかい人がいいですね。やわいんじゃなくて、やらかいくらいがちょうどいいです。
そういう意味では地方関係ないのかも(笑)
貴重なお話ありがとうございました。またよければ呟いてください!