『誰なんだ』
10/1/19～23 神保町花月
脚本：谷口聡
演出：山下哲也
出演：2丁拳銃/ブロードキャスト/LLR/シューレスジョー/国崎恵美/長谷川葉生
―――年齢も性格もバラバラな５人のギャング。ある時舞い込んだでかい仕事が失敗に終わり全てを奪われる。裏切り者はいったい？
ついった見ながら思い出し感想書き。
火曜から始まったお芝居を木曜に見に行ったのですが、満員御礼でした。
補助席も後ろだけじゃなくて横まで目一杯でてた。
こんなに混んでるのひさしぶりに見たよー
筋書きとかお芝居として見ると、ううーん？みたいなことも多いんでしょうが、演じてる人に注目してるととっても楽しいお芝居でした。
2丁拳銃は品川花月のライブ小堀さんを見たことがあるのみだったんですが、川谷さんめっちゃよかったー！なんかお芝居が終わってしばらくしてから、ぐぐっと印象深くなってる気がします。
ブロキャスはもともと、二人のキャラにのっかる演技が大好きなので。
LLRもね。『ホントの自分』で見たときより好きな役柄でした。
シューレスさんのジンバブエで笑いがあまり起きてなかったんですが、ファン層どのへんかしら、と思いました。っても私なんでジンバブエ知ってるかって、見たことあるわけじゃなくてニコニコなのが完全に残念な感じですよね。彼の経歴おもしろいなあって思ったことはあります。そのまま掘り下げてないや。
役者さんは、長谷川さんはとくにストーリーに絡む役でもなかったのであれですが。国崎さんインパクトあったなあ…いやあれは忘れられない。
川谷さんに自分の乳をもませましたからねｗどびっくりした。
そのあと福田さんとの絡みで一気に女の子になってしまったので笑った。
えっと、あらすじとかやっぱ書いといたほうがいいのかな…
五人のギャングにでかい仕事が舞い込む。五人はそれでボスを出し抜いてやろうとするんだけど、結局は裏切り者がいてズドンなお話です。一番よわっちそうな、ボスと五人の連絡係が裏切り者だったのでした。けれども彼はただの裏切り者ではない。五人は最後まで真実を知らずにその命を終わる。
５人のギャング
・エース…川谷
・キング…シューレス
・クイーン…福田
・ジャック…吉村
・ジョーカー…房野
・連絡係…小堀
・変な人…伊藤
・クイーンの彼女…国崎
・ジャックの彼女…長谷川
あーなんか役柄思い返してたらドキドキしてきた！
房野さんも裏切り者だったんだよな、警察を裏切ってギャングについてるの。
帽子をくるんと、クールぶる。アホな役柄の吉村さんと対照的。
変な人の伊藤ちゃんもよかったです。ただの不思議な人。
途中、ひたすら歩くシーンがあるんですが、そこで伊藤ちゃんが客席向いてニヤっと悪い顔したときに思わずズキュンとしてしまった。伊藤かっこいいよ伊藤＞＜
あと！
福田を書かなきゃですね。
国崎さんと福田さんが恋人同士の設定だったんですが、そこで福田さんやらかしましてｗ
二人ともツンデレっぽいキャラだったんだけども、福田さんが「僕はハニーのためならこんなことまでできるんだ！」みたいなセリフを言う場面があって。
前日までの「こんなこと」があまりインパクトがなかったから、この日はしでかしてやろうと思ったそうで、ストローを国崎さんの鼻にねじこんで吸うっていうｗ
ちなみに未遂です。福田さんは常にストローを加えてるキャラ設定だったんですよね。
国崎さん予告もなしにそんなことをやられ、風邪気味で鼻がでてたそうで「やばい！このままいったらこの人は私の鼻が入ったストローを芝居の最後まで舞台でもってなきゃならない！」と焦ってあわてて崩れこんでしまったらしい(笑)
とにかくインパクトのあったシーンです。忘れられない。
そんな感じで楽しめたお芝居でした。
次は伊藤ちゃん脚本とか見に行きたいな。